ZBrushでバラバラに作成したオブジェクトを1つのオブジェクトにするチュートリアルです。
このチュートリアルではポリゴン編集用にXSIを使っていますが、他のソフトでも同じように作業できます。
左の画像は今回の素材達。（頭、胴体、片腕、片足、尻尾）
元々ZBrush2ではあまりポリゴン増やせなかったので、バラバラに作って、後でナンとかしようと思ってました。
作成当時メインのアプリがLightwaveでテクスチャだけは繋げたけど、形状は無理で
まあ、どうにもならなくて今までほったらかしてあったモノです。
テクスチャも貼ってあったので、ポリペイントに変換しておきました。(Tool->Texture->Txr>Col)

まずはSubToolで一つのファイルにまとめます。
その後SubToolMasterで一旦全部Objでエクスポート
このファイルは保存しておきます。

XSIでインポートしました。
全てのオブジェクトをポリゴン反転しModelでまとめます。

マージして1つのオブジェクトにします。
腕と足が片方しかないので、頭、胴体、尻尾も右半分残して消去します。

継ぎ目をつないだ後、全て四角ポリゴンになるようにトポロジを修正します。
（コレはやらなくてもOK）

全てのポリゴンを四角にしました。
対称化してObjでエクスポートします。

ZBrushでインポート。
細分化してサブディビジョンを上げます。
先ほどのバラバラ状態のZtoolにSubToolとして追加します。
（SubToolは頭、胴体、片腕、片足、尻尾、XSIからインポートしたモデルとなる）

SubToolを全て表示してHiResAllします。
ProjectAllしディテイルを転送します。

転送されました。
ポリペイントはColorize(Tool->texture->Colorize)をOnにしておけば同時に転送されます。
これで一体化しました。

継ぎ目はこんな感じです。
ひどい状態です。

HiResの状態でSmoothBrushでならしましょう。
LowResでSmoothかけてもHiResでは差分持ってる感じなので解決しませんよ。
継ぎ目はどうせ作り直すので。